« 9/8-前練&整備 | メイン | 9/29-取手小学校運動会2012 »
2012年09月10日
9/9-消防ポンプ操法競技大会2012
2012年消防ポンプ操法競技大会当日、この日は、朝6時に詰所に集合。
一部の団員は、競輪場に直行させて、応援席を確保させておりました。裏に積んである滑車を
下ろし、備品等の積み込みを行って、いざ競輪場へ出発。私は、合間にというよりも、
大会終了後に競輪場近くに配達の仕事が入っていたので、自分の軽トラで向かいました。
競輪場に到着すると、多くの分団が我々と同じようにきていて、応援席を確保して、
テントを広げたりと準備を行っておりました。友好分団である、今年も優勝候補筆頭にあげられる
第26分団とともに、応援席の中ほどの絶好の位置をキープ。テントなど応援席の準備が出来た
ところで朝食にしました。朝食後、開会式のリハーサルに参加。その後は、ポンプ車に行って
備品の確認などを行っておりました。間もなく、開会式がスタート。叔父の団長訓示はさほど
長くはありませんでしたが、ご来賓の挨拶や選手宣誓、優勝旗返還等々の儀式があり、
何とも退屈な時間でした。開会式が終わり、応援席に戻り、しばし休憩。出場順がかなり後の方
ということで、すぐにアップしたりする必要はありませんでした。開会式が終わり、準備の時間が
あった後、競技開始。最初の分団は、さすがに皆が注目するもので、皆、どんなものか、と
よーく見ておりました。選手の動きはもちろんのこと、審判員がどの人なのか、どういうところで
チェックしているか、など興味深くみておりました。2こ分団を見おえた後、注目したい分団の
一つである7分団が早くも登場。応援席ではなく、後から見たいと思い、ポンプの後に行って観戦。
乗車までは、かなり良い感じできておりましたが、その後は、ミス等もあって、何かいま一つな
出来でした。確かに今年は、あまり下馬評も高くなく、何度か、26分団の横で訓練しているのを
見させてもらいましたが、新人が入ったこともあり、昨年よりも、操作が雑のような気がして
おりました。仕上がりきらなかった、というのが、大会でも出てしまったかな、という印象でした。
その後は、トイレに行ったり、場内をウロウロしてみたり、応援席でしばしボーっとしていたり、と
リラックスしておりました。その後、選手で集まって“集まれ”をしたり、ホースを投げて
感触を確かめてから、しっかりと巻き直したり、と少しづつアップをはじめました。
その後、いよいよ下馬評No.1であり、今年も優勝候補筆頭である第26分団が登場。
食い入るように見つめましたが、さすがにキレといい、スピードといい、他を圧倒するような
操法でした。若干荒い気がしましたが、それもスピードでカバーしてしまったような感じでした。
大きなミスもなく、手堅い操法で、たぶんこの時点でトップに躍り出たことは、誰からの目にも
明らかでした。そんな26分団に煽られて萎縮してしまう者、なにくそ、と逆に燃える者等々
うちの選手の中にもおりましたが、私はそのどちらでもありませんでした。
私は、他が良い悪いではなくて、自分自身がどれほどできるか、ミスなく減点少なくできるのか、
それだけを考えて今大会に臨んでいたので、あまり気になりませんでした。
(っていうか、26分団が良いのは当り前だし…)ようやく、我々の出場順となり、
ポンプを所定の位置にとめて、ゼッケンをつけてもらって、いざ本番。待ち時間は、めちゃめちゃ
長かったですが、競技時間は、あっという間に終わってしまいました。自分たちが、良かったのか
悪かったのか、後からみていて、あまり判断はつきませんでしたが、2年前のような大きなミスもなく、
メダルはかたい!という感じで終わることが出来ました。
それだけ、今年の3分団は、練習したと思います。その成果が、100%とは言わないまでも
80%近くは出せたんじゃないでしょうか。あとは結果を待つのみです。
が、指揮者である分団長が、どうやら“ガラスの足”を故障させてしまったらしく、
競技終了後、倒れこむというアクシデントが発生しました。間もなく、全出場分団の競技が終了し、
閉会式までの間、応援席でボーっとしながら待っていたのですが、途中で、仕事に行かなければ、
ということを思い出し、閉会式は出ずに仕事に行こうか、なんて考えておりました。
閉会式寸前に、惜しくも準優勝(優勝はもちろん第26分団)という知らせがまいこみ、仕事に
行こうか、行くまいか、考えている間に閉会式となってしまい、少し遅くなってしまうものの、
閉会式に出席してから行くことにしました。まずは、成績発表から、ポンプ車の部第6位からの
発表でしたが、間違いはおこらず、我々第3分団は2年連続の準優勝。ここ5年間で4度の準優勝と、
中々26分団という高い壁が越えられずにおります。小型ポンプの部を発表し、その後、個人賞の
発表。まさか呼ばれることもないだろうと思っていたのですが、その“まさか”がおこってしまい
ました。何と4番員で私が選出されたのです。準優勝という悔しい結果を耳にした後に、舞い上がるほど
嬉しい初受賞でした。(こんな付録を頂けるのならば、配達に行かなくて良かった!)
周りのみんなからは、驚きと手荒い祝福を頂きました。やっぱり練習はうそつかないですね。
苦節4年、4番員として黙々と訓練に励んできた成果が今年結集したような気がしました。
表彰では、団長である叔父から表彰状と小型のトロフィーを頂きました。
閉会式を終えて、最後に集合写真を撮った後、急いで配達に向かいました。
配達終了後、詰所に急いで戻り、結果報告会の打合せ。打合せ後、一度解散し、帰宅。
帰宅後、皆に結果を報告し、報告会の準備を行いました。報告会の飲み物や食べ物を調達し、
再び詰所へ。徐々に団員も集まり始め、その後、町内の皆さんも集ってきてくれました。
分団長の挨拶から報告会スタート。挨拶中、分団長が感極まって思わず涙ぐむ場面も。
その後、区長挨拶→防災会長乾杯と続いたのですが、途中、美味しい米焼酎をもって、
市長が祝福にかけつけてくれました。市長からは、準優勝のお祝いの言葉とともに、
来年こそは必ず○勝の2文字を!との激励のお言葉を頂戴しました。
選手達も感想を言っていったりして、1時間半程度で報告会は終了。
再び解散し、帰宅。帰宅後、着替えて、駅前の居酒屋に向かいました。
居酒屋には、次々に団員が集まり、何度となく乾杯を繰り返しておりました。
1次会を終えて、2次会はカラオケBOX。そちらも2時間半ぐらい大盛上がりで、
〆は駅前のファミレスで。そこには、他の分団の方々もいらして、「おめでとうございます!」
などと声を掛けられて、ずっとうきうき状態でした。ファミレスを出て、もう1軒だけ
ショットバーに行くことにしました。4次会です。こちらでは、26分団の分団長であり、
4番員であり、私の先生と言っても過言ではない、奈加若筆頭総代の相棒も一緒に行きました。
Mr.パーフェクトを破っての個人賞ということで、信じられませんでしたが、彼の解説を聞くと
どうやら私の本番での出来は良かったようで、(たまたまうまくいったのかもしれませんが…)
当然の結果だ、ということでした。嬉しいのと、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
この日も4次会まで、本当にいい気分で飲ませて頂きました。祭からかなりいい流れで
きてるな~と感じさせる、とてもいい一日となりました。
投稿者 sakeshop : 2012年09月10日 17:11