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2012年08月02日

8/1-八坂神社例大祭初日(宮出し~御仮屋入り)

 この日は、朝6時前に起きて、若衆の朝飯に出す、味噌汁作りから始めました。
前日からスライス椎茸で出汁はとっておいたので、火にかけて、具材のわかめを入れて
味噌を溶き入れて完成。次に、早々に身支度を整えて、隣にある奈加町神酒所に
向かいました。神酒所を開けていると、徐々に若衆が集まり始めました。
若衆が集まったので、神輿や山車の準備に取り掛かりました。
そのうちに、8時近くとなり10分前に、総代が加美若(=上町)、片元(=片町)の各神酒所へ
声掛けに向かいました。8時には、すでに八坂神社境内に集まりました。
いよいよ宮出しです。八坂神社の宮大工=山門の親方の指示の元、蔵から大神輿を
大事に大事に出していきました。宮出しが終わり、神酒所に戻って、再び神輿や山車の準備作業の
続きを行いました。私は、朝作った味噌汁を温めに一度家に戻りました。
味噌汁を温めて神酒所に戻り、朝食の準備をはじめました。とりあえず、若衆に作業を中断して
もらって、朝食タイム。式典は、八坂神社拝殿で9時半からでしたので、親父さん達が続々と
紋付はかま姿で八坂神社に向かっていきました。朝食後、作業再開。子供神輿、山車の出発時間を
10時に設定しておりましたが、何とかそれまでに組み上げられました。少なかったですが、
子供や保護者の皆さんも集まり始め、手締めの後、子供神輿&山車が出発。
私はいつものように、神酒所に残り、神酒所にあげられる奉納の対応を行っておりました。
11時過ぎぐらいだったでしょうか、子供神輿&山車が戻ってくるような音が聞こえてきたので、
(出発時は、少なかった子供や保護者も、帰りは、いつの間にか?増えておりました。)
かき氷の準備を始めました。子供たちが戻り、かき氷を食べ終わった後、記念撮影を撮って、
子供神輿&山車終了。神輿や山車を所定の位置に収めた後、昼食。昼食後は、三々五々、
帰っていきましたが、私は、神酒所番を兼ねて神酒所でしばし休憩。
早くにあがった総代が帰ってくるのを待って、神酒所から家に戻りました。
家に戻ってすぐに、シャワーを浴びて、休む間もなく、半タコ、晒姿に着替え、
半纏をもって、神酒所に向かいました。今年は、当番ということで、例年になく、
色々と早め早めに行動に移さないといけないので、休む時間もありませんでした。
神酒所にも徐々に若衆が集まり始め、その若衆にまじって、はかま姿のかわいい太刀持ち役の
少年が神酒所にやってきました。太刀持ちは、当番町の関係の子供たちがやっているのですが、
今年は、もう1人の総代の息子と、家の息子が役員さんに選ばれて務めることになっておりました。
ともに4年生ということで、ちょうどいい年齢でした。(ちなみに、私も5年か、6年生の時に
経験させて頂きました。)早々に四神のため、太刀持ちの子供たちと若衆数名が神社に向かいました。
その前に、“祭りだぞー”と知らせる底抜けさんが、祭囃子を奏でながら、通られました。
その後、四神の一段が通り、息子達の凛々しい姿を誇らしげに見つめておりました。
が、そんなのんきに眺めていられるのも束の間で、いよいよ、大神輿の渡御までのカウントダウンが
始まった気がしました。だいぶ時間的には早かったのですが、大神輿周辺には、他町の若衆が
集まり始めておりました。一応、形式的とはいえ、声掛けをしないわけにもいかないので、
宮出しの時と同様に、総代が3人づつに分かれて、上、片の2ヶ町に声掛けにいきました。
大神輿の組み上げがはじまり、しばらくして、組みあがりました。組み上がると、間もなく、
“発幸祭”と言われる式典が始まりました。神が神輿に鎮座させられて、“発幸祭”が終われば
渡御開始。と思いきや、ここでトラブル(?)発生。発幸祭の時間が早すぎてしまったようで、
5時渡御開始予定でしたが、それよりも前に渡御出来る状態となりました。
祭典委員長に渡御開始の許可を得ましたが、(頭の固い、融通のきかない)委員長は、
警察が許可すれば、という条件付での渡御開始していい、ということになりました。
急いで、当町内の大世話人(=親父)が警察のところまで走って確認しにいってくれて、
確認が取れたので、渡御開始となりました。(今年のこのトラブルは、ちょっとしたことかもしれませんが、
来年の課題としてあげさせて頂こうと思いました。)大神輿を道路の中央に移動して、いよいよ渡御開始。
3年前は、後のマイクということで、先輩の掛け声に続いて言うだけだったのですが、
今年は、前のマイクということで、自分の掛け声次第で、神輿がぶれたり、落ちたりしてしまうので、
かなり責任重大です。最初は、恐る恐る入ろうかと思っていたのですが、先輩から
「3日目のことは、考えるな。今日すべてを出し切るつもりで、精一杯声を出していけ!でないと、
担ぎ手はついてこないぞ!」というアドバイスを貰っていたので、そのことを肝に銘じて、
最初から全力で行くことにしました。八坂神社⇒元宿⇒八坂神社~途中、途中、ペースを確認しながら
渡御を進めていったのですが、早くもなく、遅くもなく、かなりいいペースで進めることができました。
これもタイムキーパーを引き受けてくれている先輩のサポートのお陰です!)
夕食後、暗くなってきて、担ぎ手も幾分増えてきて、周りの観衆もだいぶ増えてきました。
が、我々の渡御のペースは変えずに、スタート時同様のペースで、明るかった頃よりも周りに気を配りながら
渡御を進めていきました。さすがに、奈加町神酒所前では、5回ぐらいさしましたが、あまり盛り上がり
すぎて、時間がなくなっても嫌だったので、さらっと次の大世話人藤沢商店さんに向かいました。
それでもねちっこく、奈加町を練り歩き、上町神酒所前でもそこそこさして、9時半ぐらいには、
初日の終点=御仮屋まできました。御仮屋前でそこそこもんだ後、提灯に合図して、四方提灯がきれいに
あがっているのを確認して「よおー」の掛け声をかけて神輿が静かにおりました。
ホントありがとうございました、という感謝の気持ちでいっぱいになっておりました。が、浸っている
時間はなく、すぐさま、神輿を御仮屋に収める作業が残っていて、そちらを手伝ってもらうために
若衆に声をかけて手伝って貰いました。御仮屋に収めて、ようやく渡御終了。帰り際、上町神酒所に
寄ってお礼と3日の協力のお願いをして、自分のところの神酒所を通り過ぎて、片元神酒所に
お礼と3日の協力のお願いに行ってから、奈加町神酒所に帰ってきました。皆にありがとうと伝えたかった
のですが、さすがに疲れというか、ほっとしてかすれたまま「おつかれ!」と言ってました。
役員さんにご挨拶を頂いて乾杯。乾杯の後は、しばし、休みながら今日の反省会をしてました。
反省と言っても、お陰さまで、役員さんからも、先輩方からも、お褒めの言葉を頂戴するばかりで
良かったと思います。翌日も宴会他の予定がありましたので、この日は早めにあがりました。
無事1日目を終えることができました。

投稿者 sakeshop : 2012年08月02日 17:04

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