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2008年08月02日
8/1-八坂神社例大祭1日目
この日は、朝方は、さほど気温も上がらず、陽もさしたりささなかったりだった
のですが、午後からは、晴れてきて、うだるような暑さとなりました。
朝6時半過ぎぐらいから当番町である片元は集まっていたようですが、当町内は
7時過ぎに神酒所を開けて、7時半から“宮出し”(=神社の倉庫に仕舞ってある神輿を
蔵から出す作業)が始まりました。8時過ぎには、神輿が神社前に出され、宮出し完了。
神酒所に戻り、子供神輿&山車巡行の準備を始めました。その前に腹ごしらえ、という
ことで皆で我が家の妻が作ってくれたみそ汁とコンビニのおにぎりを頬張りました。
私は、祭壇準備を担当しました。中央に御供物を盛り、御奉納であげて頂いた物を
並べ、のしに名前を記載して神酒所に掲示しました。そのうち、10時近くになり、
お囃子の子供達が集まり始め、町内の子供達も集まり始めました。町内子供神輿&
山車巡行のスタートです。今年は、神酒所番しなくても大丈夫かと思っていた
のですが、いつの間にか、誰もいなくなっていて、仕方なく今年も神酒所に残ることに
なってしまいました。いつも通り、御奉納をお預かりしたり、カキ氷の準備をしたり、
子供のお土産を準備したりと、細々とした作業を行っておりました。11時半前に
子供神輿&山車が神酒所に戻ってきました。はじめは、少ししかいなかった子供達も
大幅に増えていて、カキ氷作りの前には長蛇の列が出来ておりました。お土産を渡す
時も足りるかどうか心配になるほどでした。(かろうじて足りましたが…)
我々も昼食をはさんで、2時半過ぎに再集合ということで一時解散。しかしながら遠く
から来ている若衆を先に帰して、私は引き続き神酒所番。神酒所番をしながら今後の
提灯の管理等について副分団長と話し合っておりました。2時過ぎに交代要員が
きてくれたので、少し家に帰って休憩することにしました。30分ほどソファで横に
なってから着替えて、再び神酒所に行きました。すでに袢纏姿に身を包んだ若衆が
集まり始めておりました。今年の仲町の役割は“四神当番”と言って、神社の御神体
でもある玄武・朱雀・青龍・白虎の四神を担いで三ヶ町を練り歩くのが、本来の姿
なのですが、相当古くなってきてしまっている関係からか、鏡や榊、獅子、太鼓などを
代わりに持って練り歩くというものです。総勢15名以上の人手がかかり、
大部分の若衆が参加しました。四神出発を前に“出御神酒”(=若衆が皆各々酒を口に
含んで、手足に吹きかけ、事故予防の魔除けにする行為)を行いました。
仲町は毎年、何かのテーマで皆で掛け声をかけて行うのですが、今年は、
あの人気ドラマ『ROOKIES』から“夢にときめけ!明日に煌け!行くぞ、奈加若シャー”
という掛け声をかけて気合いを入れました。四神も終わり、いよいよ大神輿があがり
ました。神輿があがった瞬間、私は、家で探し物の真っ最中。総代が腰に巻くベルトが
見当たらず、家中を家捜ししておりました。結局この日は見つかることなく、諦めて
神輿に向かいました。既に元宿に入っていて、担ぎ手もいっぱいいるようでした。
元宿から出て、八坂神社前当りから担ぎ始めました。来年は、当番のため担げなくなる
ので、今年はがっつり担ごうと思っておりましたが、比較的担ぎ手が多く、スペース的
にはどの担ぎ棒もうまっているようでした。それでもチョロチョロと担いで、
(最近恒例になりつつある気がしますが…ヤバイ)一人担ぎもさせてもらいました。
7時ぐらいに夕食。夕食後は、担ぎ手も倍以上に膨れ上がり、大盛り上がりを見せて
おりました。八坂神社を超えた当りで、奈加町の提灯を持って神輿をお出迎え。
当町内で大いに盛り上がり、この日の祭もクライマックスに。上町の御仮屋に神輿を
入れて1日目の神輿渡御が無事終了しました。神酒所に帰ってきて、美味い生ビールを
飲んで、少し休んでから、神酒所を締めて解散。何となくあっさりと終了した
1日目でした。
投稿者 sakeshop : 2008年08月02日 12:13