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2008年06月10日

6/8,9-消防旅行

 この日は、朝からドンヨリとした曇り空で、今にも雨が降り出しそうな怪しい
天気で始まりました。この日は、年に1度の私の所属する消防団(=第3分団)の
研修旅行ということで、7時過ぎに起床し、身支度を整えて早めに朝食をすませ、
8時ちょっと前に荷物を持って詰所に向かいました。既に数人到着していて、
旅館からの送迎バスを待っている状況でした。私が到着後、他の参加者も続々と
集まり始めました。バスを待っている間にチーム分け。今年の旅行の参加者は19名
ということで、4チームに分けることにしました。毎年のように、
当分団の分団旅行では、少し変わっておりまして、チーム毎に指定のコスチュームを
旅行の間中、着用していなければならない、というルールがありまして、
今年のコスチュームは、カニ・たいやき・うさぎ・トラの被り物
(頭から被る帽子のようなもの)。私は“カニ”チームになりました。
息子が面白がって被っておりますこれがそれ↓
2008_0611shouhin0001.JPG
そのうち、
送迎バスも到着して、8時半過ぎにいざ出発。取手市内を抜けた辺りから雨が降り出し
午後からの釣りの可否が若干危ぶまれました。バスに乗ったところから各チームの
コスチューム着用スタート。途中、成田空港そばの航空博物館というところで
トイレ休憩に立ち寄ったのですが、遠目から我々のバスの方を見る他の観光客からは、
我々のように被り物をかぶったむさ苦しい集団は、相当異様な光景に映っていた
はずです。1泊2日の旅行ですが、1日目のスケジュールは…
12:00-白子到着
昼食
13:00~午後釣りのため釣り船に乗船していざ太平洋の大海原へ
17:00-旅館到着
18:00~宴会    という予定になっておりました。
各アトラクション毎にポイントを設定して、チーム戦、個人戦の両方で
2日間争われます。帰着後、順位別に賞品も用意されている、という手のこみようで、
第3分団にとっても1年に1度の懇親を深めるビッグイベントとなっております。
まず、行きのバスの中で、1つ目のアトラクションとして簡単なクイズからスタート。
各チーム毎に1問づつぐらい出して、NGワードを言ったら10点減点とか、
当ったら10点プラスとか、そういった感じで何問か、白子までの道中
バスの中でワイワイやっておりました。11時過ぎに白子到着。まずは昼食。
昼食は、昨年も食べた名物のイワシ料理の店。店員のおばちゃん達も被り物を被った
不思議な集団のことは覚えていて、楽しそうに声を掛けてくれました。
昼食後、すぐに片貝漁港にある船宿に向い、雨具に着替えて、釣り船に乗船して、
いざ太平洋の大海原へ。出船の頃は、横殴りの雨が降り続いておりました。
30分ぐらいして、漁場に到着。その頃は、うまいぐあいに雨も上がって、曇り空の中
海釣りスタート。狙う魚は、今が旬の“アジ”。竿を垂らすとすぐに当りがきて、
竿を上げてみると、丸々に太った大きなアジが3匹ついてきました。その後も、夢中で
アジを釣っては→針を抜いて→えさ(=オキアミ)をつけて竿を垂らす→釣り上げる
を繰り返し、今回は面白いように釣れて、釣りを始めて1時間ぐらいには、
既に20匹ぐらい大きなアジを釣り上げておりました。その中には、小さいながらも
ハナダイも1匹交じって、釣り上げておりました。1時間ぐらい過ぎた頃でしょうか、
何やらこれまでの当りとは明らかに違うような感覚が持っている竿から感じました。
恐る恐る釣り糸を巻き上げてみると、かなりの重さを感じるようになりました。
水面付近まで竿を上げた時、その“犯人”が姿を現しました。その“犯人”の正体は
何と、体長40センチ、体色は赤褐色のまだら模様、胸びれを大きく開き、グーグーと
泣く迫力満点のホウボウ!という魚でした。隣の方が既に2匹ほど釣り上げていた
ので、釣れた事にさほど驚きは感じませんでしたが、大きさがとても大きかったので、
船長さんに網で助けてもらいながら大事に釣り上げました。料亭などでは、3~4,000円
もするほどの高級魚だと聞かされていたので、大興奮。刺身にもできるぐらいの
サイズだったのでしばらく興奮冷めやらず、といった感じでアジを釣り続けて
おりました。その後、漁場を2度ほど変えながら釣りを4時ぐらいまで楽しみました。
4時半過ぎに浜に到着。今回は過去に経験が無いぐらいの大漁で、
(いつもであれば2人ぐらいはボウズの人がいるほど釣れないのですが…)
皆のクーラーBOXもかなり満杯になっておりました。5時半前にホテルにチェックイン。
6時から宴会ということで、すぐに風呂に入り、浴衣に着替えて、宴会場に向かい
ました。各チーム毎に着席し、釣りまでのチーム毎の得点を発表し、勝ち組、負け組
に分かれました。私は過去4年ぐらい負け組でしたが、今年は初の勝ち組に
なりました。分団長の挨拶から宴会スタート。目の前に並べられた料理は、
ほぼ昨年と同じようなもので、カニ、天ぷら、刺身、酢の物など懐石料理が並べられて
おりました。まずは腹ごしらえとばかりに皆よく食べ、よく飲みました。6時半過ぎ
にはコンパニオンも登場し、だいぶお酒のピッチも上がってきました。そのうち、
カラオケなども始まって、皆、席を移動しながら話しをしたりしておりました。
大いに盛り上がった宴会も9時前には終了。2次会というわけでもありませんが、
昨年同様、近くのラーメン屋に行きたい人だけで向かいました。我々が店に入ると
ほとんど貸し切り状態になってしまいました。いつもは、おやじさんとおばさんの2人で
やっている店なのですが、この日は、おやじさんが冠婚葬祭で出掛けているとかで、
おばさんが1人でラーメンを作ったり、飲み物を出したりしておりました。そんな姿を
見るに見兼ねた副分団長がスクッと厨房に入り、手伝い始めました。
昨年は、確か醤油ラーメンで若干失敗した感があったので、私は塩ラーメンを食べる
ことにしました。食べ終わって、部屋に入ると急に眠気が襲ってきてバタンQ。
深い眠りに落ちたところで、1日目終了。

9日(2日目)
 この日は、朝から細かい雨が降ったり止んだりの不安定な空模様の1日でした。
この日の朝の目覚めは6時過ぎで、同じ部屋の方の既に起きていらっしゃる気配で
少し早いかな、と思ったのですが、起きることにしました。起きて、すぐにバスタオル
を持って大浴場に向かいました。当然、大浴場に行くのにもコスチュームのカニの
被り物は被って行きました。風呂場に入ると既に何名かの仲間達が入っておりました。
昨夜は、宴会の時間があったのでゆっくりとは入れませんでしたが、この日の朝風呂は
少し長めにゆったりと入ることが出来ました。風呂から上がり、部屋に戻り、
朝食の時間(7:30~)までの間、横になって皆でテレビを見ておりました。
テレビでは、私達が太平洋の大海原に出ている間に、秋葉原で起こっていた
凄惨な無差別殺人事件の話題でもちきりでした。本当に恐ろしい、身の毛もよだつ事件
でした。そのうちに朝食タイムとなり、食堂に下りて行きました。朝食中、外を見ると
霧雨のような雨が降っておりました。朝食後、雨が降っていたので、インドアテニスや
フットサル場を幹事さんが見に行ってくれたのですが、どちらも借りることが出来ず
予定通りテニスを行うことになりました。2日目のスケジュールは…
9:00~テニス
11:00-昼食
12:00~土産屋
13:00~ガラス工芸体験
14:00~ボーリング大会
17:30-取手到着予定      という予定になっておりました。
白子でテニスをするのは、大学4年生の夏合宿以来ですから16年ぶりとなりました。
テニスを始める頃には、雨も上がって、問題なくプレーできました。
はじめにチーム戦。ダブルスの総当りで2ゲーム先取で行いました。
私達カニチームは惜しくも準優勝でした。次にダブルスでのトーナメント方式の
個人戦を行いました。こちらでもつまらないところでミスをしてしまい
残念ながら3位。決勝戦は、トラチームのペアとたいやきチームのペアの戦い。
決勝は、3ゲーム先取で行われましたが、大熱戦となり2-2のタイでむかえた最終
5ゲーム目で勝負あり。当初の下馬評を覆し、見事たいやきチームペアの優勝と
なりました。テニスを終えて旅館に戻ったところで、再び激しい雨が降り始めました。
(釣りもテニスもうまいぐあいに晴れてラッキーでした)11時過ぎに旅館で昼食。
(グランドゴルフをするお年寄りの団体向けに1泊4食パックのようなプランが
用意されているようで、この日も次から次に団体様ご一行が昼食時間に合わせ、
到着しました。)昼食後、旅館を後にして、東金にあるいつも立ち寄るお土産屋に
向かいました。大漁だったので、生ものの海産物は少なめにして、乾物などを中心に
買いました。お土産屋を後にして、今度は、今年初めての企画である、ガラス工芸体験
に向かいました。大網の山の中のようなところに工場はありました。
我々が体験するのは、“伸ばしコース”と言われるもので、熱々のガラスをパテみたい
なもので伸ばして整形する、という体験です。20種類ぐらいの形の中から
自分の作りたい形を選び、事前に申告することになっておりました。
私が作りたい、と思ったのは、焼酎や日本酒のロックグラスだったので、
子供用のサイズを無理に頼み込んで作らせてもらうことにしました。1人づつ順番に
体験していきました。皆思い思いの型を選び、職人さんの指導により上手く作れて
いるようでした。私の番は最後から3番目。最初は、熱かったのですが、
だいぶその場に慣れたせいか、整形中もさほど熱く感じませんでした。
どう仕上がってくるのか、とても楽しみです。ガラス工芸工場を後にして、
ボーリング場に向かいました。ボーリング場はいつもながら閑散としていて、3組程度の
お客さんが入っているだけでした。各チーム毎+班長チームということで、5レーンに
分かれてプレーすることになりました。私は班長チーム。まさに班長対決となる大事な
勝負でしたが、2ゲームとも調子が上がらず、100にのせるのがやっと(ギリギリ)
という体たらくでチームの足を引っ張ってしまいました。ボールが戻ってくるのが
遅く、帰りの時間を40分ほどオーバーした4時過ぎに東金を出発。
6時半前に無事取手到着。一度荷物を置きに帰ると、子供達が丁度下に下りていて、
お土産を渡したり、釣ってきた大漁の魚を見せたりしました。どちらもとても
喜んでくれました。荷物だけ置いてすぐに詰所に戻りました。
最終得点を集計し、チーム&個人の順位を急いで書き出しました。7時半頃から反省会
(砂払いとも言う)スタート。ピザを肴に旅行の疲れを癒すための飲み会です。
乾杯してしばらくした後、得点発表。まずは団体戦ですが、辛くも前半のリードを
守りきり、後続の猛追を交わして我々カニチームが優勝。2位たいやき、3位トラ、
4位うさぎとなりました。優勝できなかったらまさかのボーリングで躓いた私が責任を
感じてしまうところでしたが、何とか逃げ切り優勝できてホッとしました。
次に個人順位の発表。上位、下位の前に17位から発表し始めました。私は、可もなく
不可もない順位の9位。まあまあといった順位でした。下位に続いて、上位を発表し、
1位から好きな賞品を取っていきました。成績発表に続いて、分団長表彰の発表。
これは、このところ数年続いておりますが、旅行で頑張ったり、活躍したり、
盛り上げたりした人を対象に残ったビールやつまみなどを上げるというものです。
頑張った数名が表彰され、しばらくは歓談。10時近くになり反省会も中締めすることに
なり、10時過ぎに帰宅。丁度ママと子供達が寝るところで、寝室でおやすみを言って
から風呂に入り、風呂から上がって、スマスマで水谷豊の懐かしの名曲、
カリフォルニアコネクション(♪ジグザグ~気取った~)を聞いてから寝ました。
天気は不安定でしたが、外でのアトラクションではうまいぐあいに晴れて、
とても充実した分団旅行でした。

投稿者 sakeshop : 2008年06月10日 08:17

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