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2008年04月25日
4/24-火災出動~待機~再燃~待機
この日は、朝から雨が降ったり止んだり、はっきりしない、それでいて、
少し薄寒い1日となりました。この日の朝は、久しぶりに酒SHOP店長日記の
編集作業から始めました。編集作業を終え、前日に引き続き、誠親隊の各隊員に
発送するこの四半期(2008年4月~6月)の行事日程とその出欠のための返信用ハガキの
印刷を行いました。キリのいいところまで行って、店に下りていきました。
配達業務や商品陳列などを行って、午前中は終了。午後からは、牛久方面の配達に
出掛けました。その配達中も雨は降ったり止んだり。どうやらこの日は1日中
こんな感じの天気が続きそうな感じでした。牛久方面の配達から戻り、
市内の配達を行って、翌日配達予定の商品を白山倉庫から積んで店に戻る途中、
突如携帯電話が鳴りました。電話は分団長からでした。
「台宿で火災が発生したので、第3分団にも出動命令が出たので
至急出動して欲しい!」というかなり緊迫した内容でした。その電話を貰った頃は
白山にいたのですが、そのまま店に戻らず、詰所に急行。当町内の本部員の方が、
既にポンプ車を出してくれていて、車庫に私の軽トラを格納して、防火用の銀合羽を
手にとって、ポンプ車に飛び乗りました。途中で、副分団長を乗せ、いざ現場に。
現場のだいたいの位置は、分団長から聞いておりましたので、すぐに近くまで行き、
現場付近は、既にモウモウと煙が出ておりました。少し遠めではありましたが、
消火栓の水利を確保。ポンプと消火栓を繋いでから、ホースを積んだ滑車を降ろし、
その滑車からホースを降ろしながら副分団長と2人で火災現場に向かいました。
滑車には10本のホースを積んでおりましたが、10本では届かず、あと2、3本のホースを
取りにポンプ車まで走りました。銀合羽を着用しながらのランニングは、かなり大変で
とても操法訓練と同じような動きは出来ませんでした。(情けない。トホホ)
現場に到着すると、既に消防署も到着していて、消火活動に当っており、
2、3方面から水は出ているものの激しく燃え続け、3分団のホースからも放水を
始めることになりました。トランシーバーを持ってきていなかったため、
口頭で“放水はじめ”を伝達するため、再びポンプ車まで走りました。
(この頃には、かなり息切れもし、大汗かきながら走っておりました)
すぐに水は出始めたものの、かなり遠かったのと、下から上に向けて放水するため、
勢いが弱く、水を吸い上げる圧力を強くしてもらいました。
しばらく、現場前で消火活動に当った後、火も消え始め、
消防署から初期消火終了命令が出されました。本来、持ち場であり、
その町内の分団である第5分団が、残火見張り番をしているべきところ
ではありますが、肝心の第5分団からは2名の分団員しか出動しておらず、
同じ第一方面隊である第3分団が一緒に待機して、残火見張り番をすることに
なりました。ポンプ車は、第5分団のポンプ車使用、ということで、出したホースを
干すために一時詰所に戻りました。使用した13本のホースを干して、緊急時のために
積載せずに詰所に置いてある予備ホースをポンプ車に積載しました。
積載後、小屋に駐車していた私の軽トラを置きに店に戻り、団服に着替えて、
再び詰所に戻り、ホース干しを手伝いました。ホース干しが終わり、帰って行って
しまった団員もおりましたが、“待機命令”は一応消防団本部から出された命令なので
従わないといけないと思い、もう1人の団員を連れて火災現場に戻りました。
それから現場の前で差し入れられたお茶やおにぎりを頬張りつつ待機しておりました。
1時間、2時間と経過し、夜の10時前ぐらいに、顔見知りの本部員さんに「そろそろ撤収
ですかね~?!」などと話していたその時、同じ現場で再び火の手が上がり、急遽消火
活動を再開することとなりました。どうやら持ち場の第5分団では、
まさか“再燃する”とは、と再燃火災発生を予測しきれていなかったようで、すぐに
消火できるようにホースを繋いでいなかったようでした。
現場では、大量のホースが散乱し、ミニパニック状態。そんな中、1本の筒先からは水が
出始め、もう1本も出さないと消せないほどの火の手で遅ればせながらもう1本の筒先
からも何とか水が出始め、消火活動に入ることが出来ました。2本で消しているところに
消防署本体到着。同じように消し始めてくれたのですが、少しだけ水を出した程度で、
再び残火見張りは我々に任せ、署に帰っていきました。1時間おきに消防署が状況を見に
来るのですが、中々撤収命令が出ることはなく、細かい雨の降る中、
結局夜中の1時半過ぎにようやく撤収命令が出され、詰所に帰ってくることが
出来ました。家に帰ってきたのが2時過ぎで、寝たのが3時を回っておりました。
それにしても、とんだアクシデントの1日というか、すごく疲れた1日でした。
投稿者 sakeshop : 2008年04月25日 21:13