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2006年11月04日

11/3-文化の日

 この日は、3連休の初日。絶好の行楽日和といった感じで気持ちのよい青空が
広がりました。近くの市民会館では文化祭が行われていたり、緑地運動公園では、
どこかのソフトボール大会が行われていたりして、市民会館周辺は、ごった返し
しておりました。私は、朝から普通に仕事で、酒SHOPに入ってきた注文の発送準備や
毎年ご依頼頂く、某駅ビルの歳末謝恩福引の賞品案の提案書を作成したり、
しておりました。午後からは、市内、柏方面にと配達に出掛けました。
夕方には、取手アートプロジェクトの芸大生が20人ぐらい当店にやってきて、
“玄関コンサート”と称して、当店の店頭であの名曲『上を向いて歩こう』を
ピアニカの主演奏で唄ってくれました。この日も7時ぐらいに仕事をあがって、夕食。
夕食後、娘と一緒に風呂に入って、それからはTVタイム。8時からは、あの黒メガネが
司会を務める歌番組。9時からは、8chのドキュメントドラマ『泣きながら生きて』を
見ました。1人の不法滞在者の15年間を追い続けた感動巨編。不法滞在のため、
空港まで見送ることが出来ず、成田駅で別れる8年ぶりに再会した父と娘。
そしてそれから5年後。日本にきてから13年の歳月が流れて再会した夫と妻。
この時も空港まで見送ることが出来ず、成田駅で別れ、号泣する夫と妻。
この家族の親戚の人が言っていた言葉がとても印象的でした。
「親が踏み台となって、子に立てる場所を作ってあげる」。
そういう自己犠牲の精神をある意味拠り所にして、歯を食いしばって、ひたむきに
生きている姿が、何とも痛ましくもあり、反面強さも感じました。
来日から15年経ち、親の期待を理解し、それに見事に応えた娘もニューヨークで
医者となり、親の務めを十分すぎるぐらいに果たし、ついに日本を後にする父(夫)。
子を持つ同じ親として、考えさせられる番組でした。感動しました。
こうして文化の日が終わりました。

投稿者 sakeshop : 2006年11月04日 09:27

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